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朝の古ぼけたラーメン屋のカウンターの中では、今日も店主が仕込み作業に余念がない。
寸胴鍋の中では、店主こだわりのスープがグツグツと煮えている。
店主は、鍋の様子を見ながら、慎重に火加減を調整している。
彼は、窓から射し込む朝日の眩しさに目を細目ながら、台の上で麺を打ち始めた。
麺棒で伸ばし終わると、ふと、視線を窓の外に向けた。
朝の街を若い女性が、颯爽と歩いて行く。
店主はにっこり笑うと、再び仕込み作業に取りかかった。



ビアパーティーのあとに

(おわり)







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